普段から飲む水が甘く感じられたら味覚障害や身体の不調を知らせるサインかもしれませんが、もともと甘さを感じやすい水もあります。
甘く感じる水とはどういった特徴をもっているのでしょうか。特徴や相性の良い料理などをご紹介します。
甘く感じる水の特徴とは?
一般に水の味に影響を与えるのは、含まれているミネラル成分だといわれています。皆さんの中には普段、自宅の水道水に飲み慣れている方もいらっしゃると思います。水道水に飲み慣れている方がミネラルウォーターを飲んだ時に味の違いを感じたとしたらぜひ含まれているミネラル成分に注目してください。
カルシウムやマグネシウムの含有量が少ない場合は、口あたりまろやかで、甘みを感じやすい水であるとされています。
実はカルシウムやマグネシウムの含有量は水の硬度と関係しています。含まれる量が多い水は「硬水」、少ない水は「軟水」に分類されています。そして軟水の方がまろやかさ・甘みを感じやすく、軟水を飲み慣れている日本人にとってはおいしいと感じやすい水であるといえます。
甘く感じる水で料理を美味しく
甘みを感じやすい軟水を使って美味しい料理を作りましょう。軟水の特徴を活かす料理をご紹介します。
炊飯
日本のお米は水分をしっかりと含ませてふっくらと炊きます。まろやかな軟水を使ってお米を炊くと、お米本来の甘みがさらにひき立ち、ふっくらと美味しいご飯が楽しめます。軟水のお水につけてお米を炊いてください。
煮物
軟水のお水で野菜を煮ると、野菜の甘みが際立つだけでなく、味がよく染み込み、そしてやわらかく煮ることができます。
煮魚
煮魚も軟水を使うことで美味しくなります。甘めの煮汁と軟水の相性は良く、素材の旨味を引き出すのに軟水はぴったりです。ふっくらと仕上げることできます。
超軟水の薩摩の奇蹟で美味しい料理を!
硬度の分類基準として有名なWHOの基準では、60mg/ℓ未満であれば軟水に区分されます。日本の水道水も軟水だといわれていますが、今回お勧めする「薩摩の奇蹟」は、0.6mg/ℓという脅威的なレベルの超軟水です。
鹿児島県市比野温泉郷の地下から湧き出た天然水で、生産工程で加熱処理を行っておらず自然な美味しさを保ち、超軟水のまろやかな味わいが特徴です。
炊飯、煮物、煮魚など日本料理との相性がよく、いつもの水とは一味違う美味しさを体験いただけます。ぜひお試しください。